鳥取県コンクリート診断士会

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会長挨拶

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 「コンクリート診断士」とは、コンクリートの
診断・維持管理に関する幅広い知識や高い技術、
経験を有し、公益社団法人コンクリート工学会
が実施する試験に合格したものに与えられる専
門的な技術資格です。
 鳥取県コンクリート診断士会は、コンクリー
ト診断士の資質向上、鳥取県内の構造物管理者
への技術支援、コンクリート診断士の社会的地
位の向上等を目的として、平成17 年に設立されました。
 我が国のインフラは、高度経済成長期をピークに多くのコンクリート構造物 が構築され、現在、その多くが30 年以上経過し、老朽化が進行しています。老 朽化が進むと、コンクリートのひび割れなど様々な損傷が発生し、構造物の性能 低下や重大事故につながることが懸念されています。そのため、これらの構造物 の適切で計画的な維持管理、長寿命化を進めていくことが求められており、コン クリート診断士は、専門的な知識と技術を用いて、対象構造物の劣化状況を調 査・診断し、適切な維持補修を実施する“コンクリート構造物の医者”という役 割を担っています。
 当会は、大学や研究機関、建設コンサルタント、建設会社、専門メーカーなど、 インフラメンテナンスに関わる多様な分野の専門家から構成されています。会 員は、コンクリート診断士としての実務経験を活かし、インフラ構造物の調査・ 診断、補修計画の策定、維持管理に関するコンサルティング、施工など、幅広い 活動を行っています。これからもインフラ維持管理分野での新技術の習得や継 続的な技術研鑽に努め、社会基盤としてのコンクリート構造物の診断や維持管 理、長寿命化に寄与し、社会に貢献すべく活動していきたいと思います。  

 

鳥取県コンクリート診断士会
会長  鶴石 健治

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